松下NV-V10000&AG-3810 (とりあえず簡単に紹介(暫定))

その昔(1989年頃)の受注生産でオーバー40万円
というめちゃくちゃな設定だった
S-VHSデッキたちです

上の黒くて渋いのはAG-3810、AG=業務機です

下のシャンパンゴールド調がNV-V10000

中古市場で上物は10万近くする模様

でも、受注生産品の割に
こんなにあるのは視聴覚機材等で
結構出回っていたんでしょうかねぇ?

上のようにVHSカセットと同じぐらい大型の
専用レベルメーター&フレーム付きカウンター
当然(?)録音レベルつまみ付き
マイク入力も左右独立ステレオ端子
各ボタンとも大きいです
また操作パネル下にはシンクロエデット
操作部もあります
本体右側です、上に並ぶスイッチは
MPXフィルター
エデットモード
NRモード(TBCON-OFF-DNRON)
DNRレベル切り替え(輝度のみ/色信号も)
と続き、その横のつまみはトラッキング、シャープネス
濃淡調整となります

右下は予約等のボタン、リモコンが無くても
予約できるというのは結構便利

ちなみにBSチューナーは内蔵していません

で、操作部のジョグシャトル、大きいです
左右に取り囲むボタンがありますが
右はジョグON/OFF、左はブーストボタンです
ONにすると3倍録画テープで27倍速から100倍速
へシフトアップ、
凄まじい駆動音と共に凄まじい画面が(笑)
標準録画テープでもこのボタンで30倍速サーチ

ちなみにVW-EC300をつないでおくと
静止画(3倍時HifiCHから)からサーチまで
音が出ます、hifiトラックを拾えるときは
それなりなタイムシフトとしても使えて便利(?)

AG-3810(業務機)とNV-V10000(民生機)

単に色が違うだけ(?)

シックで渋いブラック調か

所有欲を満足させる(笑)ゴールド調か

好みが分かれますね

V10000背面端子
各端子は金メッキ端子、出力2、入力1系統
S出力端子の下には編集コントローラー端子があります
V10000背面電源側
突き出したトランス部分と冷却ファンが印象的です
レベルメーター・フレームカウンター専用FL 時計等動作状況表示用FL
AG-3810 VideoMasterロゴパネル(タイマー予約時) NV-V10000 VideoMasterロゴパネル(カセットイン時)
入手経緯と不具合状況 AG-3810これは単品で入手
とりあえず完動品なので市場価格的には
70000という所(ちと高いぞ)


で他のNV-V10000では
事情が複雑なのですが最終的に行くと
1台あたり約
10000というところでしょうか
型番が10000ですし、ジャンク扱いなので
こんなもんでしょう(しかし上記との差が凄い(^^ゞ)

ちなみに不具合はS回路がおかしい
これが世に言う「コンデンサ破裂」の
典型例なのでしょう、ノーマルVHSは正常でした
1台はカセットを吸いません、そのうち修理予定
とりあえず、3台は留守録マシンと化しています